[文科省]学校における医療的ケアに関する実態調査結果を公表
令和7(2025)年7月16日、文部科学省は、「令和6年度学校における医療的ケアに関する実態調査結果」を公表しました。
調査目的は、「学校における医療的ケアに関する実態について把握し、関連施策の推進を図ること」で、調査時点は、令和6年5月1日現在他とされています。
調査項目は次のとおりです。
①学校用調査
- 医療的ケアが必要な幼児児童生徒の数
- 医療的ケア看護職員の数(国立・私立(株式学校立含む)のみ)
- 学校において医療的ケアを実施する者(医療的ケア看護職員を除く)の数
- 学校において付添いをしている保護者等の状況(令和6年始業から夏休み前までの状況)
- 学校において医療的ケアが必要な幼児児童生徒の通学(園)方法
- 医療的ケア児の在校時における発災への備えの状況
②教育委員会用調査
- 医療的ケア看護職員の数(公立学校分)
調査対象は、次のとおりです。
①学校用調査
幼稚園(幼稚園型認定こども園を含む。):8,530園 ・小学校 18,822校 ・中学校 9,882校・義務教育学校 238校 ・高等学校 4,774校 ・中等教育学校 59校・特別支援学校 1,191校
②教育委員会用調査
都道府県教育委員会:47、市町村教育委員会(特別区、地方公共団体の組合に置かれる教育委員会を含む):1,801
調査結果の一部を紹介しますと、次のような結果が示されています。
| ・特別支援学校に在籍する医療的ケア児の数 8,700人 (R5 8,565人) ・幼稚園、小・中・高等学校に在籍する医療的ケア児の数 2,559人 (R5 2,199人) ・特別支援学校において実施されている医療的ケアは、延べ32,967件であり、行為別にみると、喀痰吸引(鼻腔内)5,361件、喀痰吸引(口腔内)5,303件、経管栄養(胃ろう)5,203件、喀痰吸引(気管カニューレ内部)3,303件の順に多い。 ・幼稚園、小・中・高等学校において実施されている医療的ケアは、延べ3,788件であり、行為別にみると、血糖値測定・インスリン注射815件、導尿606件、喀痰吸引(気管カニューレ内部)411件、経管栄養(胃ろう)393件の順に多い。 ・特別支援学校において医療的ケアを実施する看護職員、介護福祉士、認定特定行為業務従事者の数 7,818人(R5 7,369人) ・幼・小・中・高等学校において医療的ケアを実施する看護職員、介護福祉士、認定特定行為業務従事者の数 2,745人(R5 2,321人) 特別支援学校に通学する医療的ケア児(6,941人)のうち、 ・学校生活で保護者等が医療的ケアを行うために付添いを行っている医療的ケア児の数 263人 (3.8%) ・登下校のみ保護者等が医療的ケアを行うために付添いを行っている医療的ケア児の数 3,869人 (55.7%) ・保護者等が付添いを行っていない医療的ケア児の数 2,809人 (40.5%) 幼稚園、小・中・高等学校に通学(園)する医療的ケア児(2,559人)のうち、 ・学校生活で保護者等が医療的ケアを行うために付添いを行っている医療的ケア児の数 324人 (12.7%) ・登下校のみ保護者等が医療的ケアを行うために付添いを行っている医療的ケア児の数 1,020人 (39.9%) ・保護者等が付添いを行っていない医療的ケア児の数 1,215人 (47.5%) |
詳しくは下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/mext_01548.html