[アイルランド]COVID-19パンデミックによる障害者の労働市場への影響に関する論文を発表
2025年7月10日、アイルランド国立障害者庁(NDA)は、経済社会研究所(ESRI:The Economic and Social Research Institute)とのパートナーシッププログラムによる、「COVID-19パンデミックによる障害者の労働市場への影響:アイルランドの事例」と題した論文を発表しました。
本研究は、COVID-19パンデミック中とその後の期間において、就労年齢である健常者と障害者の失業リスクについて比較調査をしています。調査結果から、パンデミック中は健常者、障害者に関わらず失業率が上昇したことがわかりましたが、パンデミック後の就業回復では、障害者には健常者ほどの回復が見られなかったことが明らかとなりました。また、障害の種類によっても労働市場への影響が異なることが明らかとなり、パンデミック中の失業率の高さは、知的障害者に顕著であったことがわかっています。
COVID-19の経験から得た教訓をこの論文の中で提示することで、労働市場が危機に陥った際に障害者への支援策を特定し、障害のある従業員が現職にとどまることができるインクルーシブな職場環境を目指すことを求めています。
詳しくは次のサイトをご覧下さい。(笹子)
https://nda.ie/news/ersi-covid-employment