[ニュージーランド]障害者等の意思決定に資する新たなデジタルリソースを発表

2025年7月24日、ニュージーランドのワイカハ(Whaikaha)-障害者省は、意思決定の程度に関わらず、あらゆる人が他者に介入されることなく自身で意思決定することを支援する新たなデジタルリソース、「ワイマナ―私の意思決定をサポートする(Whaimana-Support my Decisions)」の公開を発表しました。

人間の意思決定能力は、脳損傷、認知症、学習障害、精神的苦痛等、多くの要因から影響を受けると言われていますが、この度発表されたワイマナでは、意思決定者、その家族や介護者、有償の支援者等が支援付き意思決定を実践するためのアイディアや事例を掲載しています。意思決定のために適切な支援者の選択方法、必要な情報、意思決定者にとって何が重要となるかの検討、意思決定に至るまでのプロセスなど、具体的な実例を元に情報提供を行います。例えば、友人が手術を受けるかの判断をするサポート、居住型サービスの利用者が食事を選ぶサポートなどが、実例としてあがっています。

ワイマナは、障害のある人々、高齢者介護及び障害者支援の従事者、保健、人権、メンタルヘルスの領域で活動する省庁や各機関の代表者で構成させた諮問グループにより開発されました。

ワイマナで実現を目指す支援付き意思決定とは、障害者やマオリ族の意思決定を代行者が行うのではなく、自ら意思決定できるよう支援することであると、ワイカハ障害者省の最高責任者ポーラ・テソリエロ氏は述べており、障害のある人々が活躍できるニュージーランドの実現のため、ワイマナを活用し地域社会と共に取り組み、良い成果を上げていきたいとしています。

詳しくは下のサイトをご覧下さい。
https://www.whaikaha.govt.nz/news/news/new-resource-a-go-to-for-supported-decision-making 
ワイマナ―私の意思決定をサポートする」の詳細については下のサイトをご覧下さい。(笹子)
https://www.supportmydecisions.nz/