[ニュージーランド] 2025年6月四半期の障害者の労働市場統計を公表
2025年8月13日、ニュージーランドのワイカハ(Whaikaha)-障害者省は、2025年6月期のニュージーランドの最新の労働市場統計から、障害者に関する主要な調査結果のまとめを公表しました。
2025年6月期において、15歳から64歳までの生産労働人口の障害者及び健常者の労働状況を比較しています。本調査における障害者の定義は、視覚(眼鏡着用時含)、聴覚(補聴器着用時含)、歩行または階段の昇降、記憶または集中、セルフケア、コミュニケーションの6つの活動のうち、少なくとも1つの活動に大きな困難を抱える、または全くできない人とされています。下表を見てわかるように、主要な調査項目を比較すると就業率に格差があることは明確であり、2017年から開始したこの調査状況もあまり変化していないとのことです。
| 障害者 | 健常者 |
| 労働力参加率 | |
| 44.4% | 82.8% |
| 雇用率 | |
| 38.2% | 78.5% |
| 失業率 | |
| 14.1% | 5.2% |
| 未活用率 | |
| 24.4% | 12.6% |
障害者と健常者の雇用率の差については、女性で34.1%、男性は46.6%と男性の障害者において若干、雇用格差が大きいことがわかりました。また、労働市場で本来活用できる能力を十分に活用できていないとする未活用率も障害者のほうが約2倍高く、特に技術者、専門職、労働者として働く障害者の就労率が、2017年以降減少し続けており、障害者は健常者に比べ、専門職や職人になる可能性が低いことが明らかとなっています。障害者が学士号以上の学位を取得している割合も健常者より低いことが明らかとなっています。
詳しくは下のサイトをご覧下さい。(笹子)
https://www.whaikaha.govt.nz/news/news/labour-market-statistics-for-disabled-people-june-2025-quarter