[WHO] 非感染症疾患とメンタルヘルスに関する政治宣言を支持
2025年9月25日、10月に開催予定の第80回国連総会での最終承認を得るため、保健分野に関する第4回国連総会ハイレベル会合が開催されました。各国首脳、保健大臣等、世界の政治指導者が出席し、非感染症疾患とメンタルヘルスの統合的な対応に関する国連で初となるグローバル政治宣言へ多大なる支持を表明しました。この政治宣言は、「公平性と統合:非感染症疾患に関するリーダーシップと行動、メンタルヘルスとウェルビーイングを通じた人生と生計の変革」と題され、5ヶ月間に及ぶ政府間交渉を経てまとめられました。
本宣言では、2030年までの世界目標を掲げており、喫煙者数を1億5,000万人削減、メンタルヘルスケアへアクセスできる人口を1億5,000万人増加させるなどの取り組みが含まれています。また、COVID-19の世界的流行から得られた教訓より、新たな世界的課題に対応する宣言としています。具体的には、非感染症疾患の対象範囲を、口腔衛生、小児がん、肺疾患、腎疾患、希少疾患にまで拡大し、大気汚染、鉛への暴露、有害化学物質などの環境要因も含みます。加えて、ソーシャルメディアへの露出、過度のスクリーンタイム、有害コンテンツ、偽情報のリスクに起因するデジタル被害増大による危険性も指摘し、対象範囲と考えています。
この政治宣言は、非感染症疾患や精神疾患を抱える人々、気候変動の影響を受けやすい人々、人道支援活動に関わる人々の経験やニーズへも配慮された宣言となっています。
詳しくは下のサイトをご覧下さい。(笹子)
https://www.who.int/news/item/26-09-2025-world-leaders-show-strong-support-for-political-declaration-on-noncommunicable-diseases-and-mental-health