リハ協ブログ2022年3月30日より転載
令和4年3月30日、文部科学省は、「新しい時代の学びを実現する学校施設の在り方について」最終報告を公表しました。
同報告書は、「学校施設の在り方に関する調査研究協力者会議」によるもので、同会議の下に設置されている「新しい時代の学校施設検討部会」において令和4年3月4日において承認されていました。
同報告書では、「未来思考」で実空間の価値を捉え直し、学校施設全体を学びの場として創造するとして次の5つの方向性を示しています。
特別支援教育に関しては、1.学びにおいて、多様な教育的ニーズのある児童生徒への対応として、インクルーシブ教育システムの構築や合理的配慮の基礎となる環境整備として、バリアフリートイレやスロープ等による段差解消、エレベーター等のバリアフリー化を一層推進すること、また、障害のある児童生徒と障害のない児童生徒が安全かつ円滑に交流及び共同学習を行うことができるスペースや落ち着いて学習できるスペース、クールダウンできるスペース、医療的ケアの実施に配慮されたスペース等、適切な指導及び必要な支援を可能とする施設環境を確保すること等を取り上げています。
詳しくは下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shisetu/044/toushin/1414523_00004.htm