リハ協ブログ2022年4月1日より転載
令和4(2022)年3月31日、文部科学省は、「特別支援教育を担う教師の養成の在り方等に関する検討会議」がとりまとめた報告書を公表しました。
同検討会は、特別支援教育を受ける幼児児童生徒の増加への対応や、インクルーシブ教育システムの理念の構築による共生社会の実現のため、特別支援教育を担う教師の確保や専門性の更なる向上が求められていること、また、令和3年1月にとりまとめられた「新しい時代の特別支援教育の在り方に関する有識者会議」の報告においても、全ての教師に特別支援教育に関する基礎的な知識、合理的配慮に対する理解等を求めるとともに、特別支援学級・通級による指導を担当する教師には小学校等における特別支援教育の中心的な役割を担う役割や自立活動や発達障害等に関する専門性や実践力、特別支援学校の教師には障害の状態や特性及び心身の発達の段階等を十分把握して各教科等や自立活動の指導等に反映できる幅広い知識・技能等が求められていることや、概ね全ての特別支援学校の教員が免許状を取得することを目指して取り組むことが必要とされていることなどから、これらのことを踏まえて、特別支援教育を担う教師の養成の在り方等について検討を行うことを目的として令和3年10月25日に設置しました。
報告書で示された方向性の概要は次の通りです。
詳しくは下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/173/index.html