リハ協ブログ2022年6月25日より転載
令和4(2022)年6月24日、厚生労働省は、令和3年度のハローワークを通じた障害者の職業紹介状況などの取りまとめを公表しました。
とりまとめのポイントは以下のとおりです。
新規求職申込件数は223,985件で、対前年度比5.7%増と、コロナ禍以前の水準を上回りました。
就職件数は96,180件で、前年度(89,840件)と比べ7.1%増と、新規求職申込件数の伸びを上回ったものの、前々年度の令和元年度(103,163件)と比べると6.8%の減となっています。
就職率は42.9%で、対前年度差0.5ポイント増となりました。
主に精神障害者の求職活動が活発化し、新規求職申込件数が増加するとともに、障害者の就職先として比較的高い割合を占める次の業種を中心に多くの産業で求人数が増加したことによるものと考えられます。
障害者の解雇者数は1,656人で、前年度(2,191人)と令和元年度(2,074人)を下回り、落ち着きをみせています。
詳しくは下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26200.html