[文科省]子供の読書活動の推進に関する有識者会議を開催

リハ協ブログ2022年7月1日より転載

令和4(2022)年6月29日、文部科学省は、令和4年度の「子供の読書活動の推進に関する有識者会議」(第1回)を開催しました。

文部科学省は、「子どもの読書活動の推進に関する法律」(平成 13 年法律第 154 号)に基づき、概ね5年に一度、「子どもの読書活動の推進に関する基本的な計画」(以下、基本計画。)を策定しています。

今年度は、平成 30 年4月に行われた現行基本計画策定から5年目(最終年度)を迎えており、令和5年度からの次期基本計画の策定に向けて、各分野における有識者からの意見を継続的に伺う会議と位置付けています。

検討事項は、つぎのようになっています。

  • (1)発達段階に応じた読書習慣の形成
  • (2)高校生が読書をするようになるきっかけづくり
  • (3)読書と ICT(情報通信技術)のベストミックス
  • (4)その他子供の読書活動推進のために検討することが必要な事項

会議の資料には、子供の読書活動に関する現状についてのものがあり、その中に、子供の読書活動推進において電子書籍を活用した取組を行っている自治体の割合は8.2%で、そのうち、読書の普及のための取り組みとして「特別な配慮を必要とする子供たち向け」に電子図書を導入していると回答している自治体は33.6%となっていました。

詳しくは下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shougai/045/giji_list/mext_01163.html

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