リハ協ブログ2022年11月26日より転載
令和4年11月26日、国土交通省は、「歩行空間ネットワークデータを用いた自動走行ロボットの走行実証」を実施しました。
この企画は、これまで国土交通省が、ユニバーサル社会の構築に向け、整備してきた、「歩行空間ネットワークデータ」を使って、自動走行配送ロボットによる荷物の配送が可能かどうかを検証しようとするものです。
この背景には、近年、物流業界の省力化・省人化への対応や感染症予防の観点から自動走行ロボットによる配送ニーズが急増していることがあります。
国土交通省は、歩行空間における段差や傾斜といった移動において支障となるバリア情報や、車いすでも利用することができるエレベータやバリアフリートイレの設置位置といったバリアフリー情報を「歩行空間ネットワークデータ」としてオープンデータ化し、様々な分野で利活用できるような環境整備を推進してきました。
そこで、これを活用することが考えられました。
走行場所は東京都北区赤羽地区で、赤羽駅からヌーヴェル赤羽台団地の区間と東洋大学赤羽台キャンパスとなっています。
詳しくは下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://www.mlit.go.jp/report/press/sogo23_hh_000145.html