石川県内の障害者団体等との情報交換会が、2月21日に石川県社会福祉会館(金沢市)で開かれました。日本障害者リハビリテーション協会が参加する日本障害フォーラム(JDF)の呼びかけにより、県内13団体が参加し、JDFなど全国・広域で活動する13団体も参加しました。JDFが行う能登半島地震の支援活動に向けた情報収集と連携構築が目的です。現地の参加者より次のような実情が報告されました。
情報交換会の終了後、JDFのメンバーらと車を使って奥能登の被災地や、支援事業所等を訪問しました。金沢市内から輪島、珠洲まで往復するには、早朝から夕刻までの時間を要し、あらためて能登半島の大きさを感じます。片側車線が崩落したままの道路も多くあり、液状化で歪んだ街路、倒壊した建物群、津波で打ち上げられたボート、火災で焼失した町並みなどが残されています。上下水道が復旧せず、使えるトイレを探すのも一苦労です。そうした中で、障害のある人や、支援事業所のスタッフたちが、さまざまな工夫をしながら暮らし活動している様子にも接しました。
こうした被害は石川県を含む多くの地域に広がっています。JDFとともに支援に取り組んでいきます。(H)