図1 強度行動障害を有する者への標準的な支援

図1 強度行動障害を有する者への標準的な支援

(参考)強度行動障害を有する者への標準的な支援

(強度行動障害を有する者の地域支援体制に関する検討会報告書(令和5年3月30日)より)

○(中略)強度行動障害を有する者への支援にあたっても、知的障害や自閉スペクトラム症の特性など個人因子と、どのような環境のもとで強度行動障害が引き起こされているのか環境因子もあわせて分析していくことが重要となる。こうした個々の障害特性をアセスメントし、強度行動障害を引き起こしている環境要因を調整していくことが強度行動障害を有する者への支援において標準的な支援である。

 氷山モデル
見えている行動だけに着目せず行動の背景を考えることが重要*強度行動障害支援者養成研修より
 
課題となっている行動の例
先の見通しが持てず何度も予定を確認する音に敏感で騒がしい部屋に入れない「拒否」が伝えられず他者を叩いてしまうなど
課題となっている行動
強度行動障害
 
本人の特性
自閉スペクトラム症や知的障害など個々の障害特性
本人の特性 環境・状況
強度行動障害は特性と環境のミスマッチから生じる
標準的な支援
障害特性を踏まえた*機能的アセスメントを行い、強度行動障害を引き起こしている環境を調整する
*機能的アセスメント課題となっている行動がどのような意味(機能)をもっているか調べる
環境・状況
困り感やストレスの要因となっている環境や状況

アセスメントに基づく支援計画を立て、実施し、実施内容を評価して次の支援につなげる

予防的支援の重要性(強度行動障害を有する者の地域支援体制に関する検討会報告書より)

予防的観点を込めて標準的な支援を行うことが必要
◯強度行動障害を引き起こさなくても良い支援を日常的におこなうことが重要
◯支援者、家族、教育等の関係者が、標準的な支援の知識を共有し、地域の中に拡げていくことが重要