「ノーマライゼーション 障害者の福祉」
1998年4月号(第18巻 通巻201号)
(財)日本障害者リハビリテーション協会発行
<グラビア> めざせ! グランプリ ―鳥取聾学校写真部― |
撮影・文 持田昭俊 |
<うたの森> 喜悦 |
井上雅友 解説 花田春兆 |
<特集>●検討中! これからの障害者施策 パート1 ―関係三審議会合同企画分科会「中間報告」をめぐって― 行政は、今後の障害保健福祉施策の在り方について検討をするため、平成8年に身体障害者福祉審議会、中央児童福祉審議会障害福祉部会および公衆衛生審議会精神保健福祉部会に企画分科会を設置し、合同で審議を行ってきました。昨年12月に出された中間報告には、「主体性」「選択性」「施策の統合化」「権利擁護」などのキーワードがみられます。 障害者団体や障害者の福祉にかかわる人たちは、この中間報告をどうみたのでしょうか。それぞれの視点からの評価と最終報告への期待の声を集めました。 本特集は、次号を含め2回です。 |
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今後の障害保健福祉施策の在り方について | 厚生省障害保健福祉部 松岡正樹 |
関係三審議会合同企画分科会中間報告の評価と今後への期待 理念より施策の具体化を |
太田修平 |
障害の種別、特性に対応した施策を | 村谷昌弘 |
理念への評価と具体性への疑問 | 松友了 |
基本理念から考察した中間報告 | 中西由起子 |
精神障害を中心として | 細見潤 溝口明人 |
障害保健福祉施策の検討に期待する ―本当の意味の主体者尊重を― |
齊場三十四 |
資料 | |
<1000字提言> マニュアルというもの |
山内義郎 |
可能性発見の旅路 2. | 寺谷隆子 |
<霞が関BOX> 厚生省・HIV感染者の身体障害者認定について |
大臣官房障害保健福祉部企画課 |
<ハイテクばんざい!> 生活に役立つ自助具 ―食事― |
谷合義旦 |
体験・リウマチと食事 | 米山満里子 |
<各国のセルフヘルプグループ> オーストラリア事情 |
中田智恵海 |
<文学にみる障害者像> ドルトン・トランポ著・信太英男訳『ジョニーは戦場へ行った』 ―障害をもった人の魂の声を聞けるか― |
渋沢久 |
<街なか探検隊> 名古屋 人にやさしい街づくり ―「AJU自立の家」界隈の取り組み― |
山田昭義 |
<フォーラム’98> Webアクセシビリティ・イニシアティブ |
Dr. Daniel DARDAILLER |
<列島縦断ネットワーキング> 東京・バリアフリーコンサート'97を終えて |
今井志朗 |
<すてきなサポーターになろう!> 聴覚障害 ―移動― |
土谷道子 |
<働く> 「働く」ことを軸にして ―(財)箕面市障害者事業団の取り組み― |
佐々木よしえ |
<ワールド・ナウ> ネパール ヒマラヤの山々に囲まれた町で(2) ―人間の生活にとって必要なこと― |
山内信重 |
<会議> 世界保健機関(WHO)国際セミナー ―障害の予防とリハビリテーション― |
植村英晴 西村陽子 |
障害者施策の近未来を探る ―JDの新10年推進フォーラム'97から― |
新井真一 |
長野パラリンピック ―心に残った顔― |
編集部 |
<ほんの森> 花田春兆著『日本の障害者―その文化史的側面―』 |
(評者)田中優子 |
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編集後記 |