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DAISYコンソーシアム（DAISY Consortium）

解説

DAISYコンソーシアムは、DAISY（Digital Accessible Information System）の開発と維持を行う国際共同開発機構である。

1996年5月に、日本、スウェーデン、イギリス、スイス、オランダ、スペインの6カ国の参加により結成された。

2011年11月現在、DAISYコンソーシアムのサイト内の「The list of members, friends and focal points.」（http://www.daisy.org/members）に示されている会員構成は以下の通りである。

なお、正会員、準会員は、図書館等の非営利団体で構成されている。

正会員（Full Members）：20
準会員（Associate Members）：44
賛助会員及び開発者（Friends and Developers）：26
出版関係、教育関係、権利擁護関係（Publishers, Educators and Advocates）：7
個人支援者（Individual Supporters）：10
DAISYフォーカルポイント：10

DAISYコンソーシアムのビジョンは、印刷されたすべての情報を、同時に、コストに差がなく、アクセシブルで、リッチなフィーチャー、ナビゲート可能なフォーマットで、印刷字の読めない人に提供することである。

ミッションは、次の3点である。

  • 印刷字の読めない人々が、主要な出版社・政府・図書館が広くコミュニティーのために提供する情報にグローバルにアクセスできるように、国際的にDAISY規格の活用を推進すること
  • DAISYフォーマットでの出版が世界的に利用できるように働きかけること
  • 発展途上国でのDAISY規格の使用について格別に配慮して促進を図ること

日本障害者リハビリテーション協会は、前情報センター長である河村宏氏がDAISYコンソーシアムの理事に選出されているという経緯もあり、その活動に深く関わっている。情報センターでは、DAISYコンソーシアムの公式ウェブサイトの基本情報を翻訳して公開している。

日本におけるDAISYの普及を目的として、2003年に日本DAISYコンソーシアムが設立された。

以下の団体により構成される。

正会員

  • 公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会
  • 特定非営利活動法人　支援技術開発機構
  • 社会福祉法人日本ライトハウス情報文化センター
  • 特定非営利活動法人　全国視覚障害者情報提供施設協会

準会員

  • NPO法人　奈良DAISYの会
  • 社会福祉法人　日本点字図書館

賛助会員

  • オリンパスイメージング株式会社
  • ケージーエス株式会社

外部リンク

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更新日：2024年3月14日

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