「ノーマライゼーション 障害者の福祉」 2015年10月号
(第35巻 通巻411号)毎月1回1日発行 800円
(財)日本障害者リハビリテーション協会発行
【10月号の特集】
コミュニケーション支援の最前線
2016年4月から障害者差別解消法が施行される。この法律の柱の一つは、障害のある人が必要なコミュニケーション支援を得て、障害のない人と平等に、社会参加していくことである。障害のある人の社会参加が進む中、コミュニケーション支援の現状はどのようになっているのだろうか。
特集では、コミュニケーション支援の考え方をはじめ、社会参加の場面におけるコミュニケーション支援の現状と課題、自治体の条例づくりの取り組みのほか、さまざまな障害当事者の方々から、コミュニケーション支援についてご意見をいただく。
- 【グラビア】
- SELF(美術家、片山真理さん)
写真・文:米山真人
- SELF(美術家、片山真理さん)
- 【時代を読む】
- 【特集】 コミュニケーション支援の最前線
- 差別解消法とコミュニケーション等支援
北野誠一 - 高等教育におけるコミュニケーション支援の最前線
伊藤英一 - 就労におけるコミュニケーション支援の最前線
朝日雅也 - 意思決定の難しい人へのコミュニケーション支援
柴田洋弥 - 自治体のコミュニケーション支援の最前線
~明石市の取り組み
金政玉 - 障害当事者からの意見
- コミュニケーション支援の最前線
中橋道紀 - 視覚障害者のコミュニケーション支援
~近未来に期待すること
江見英一 - 伴走とコミュニケーション
高橋和代 - コミュニケーションについて
土本秋夫 - 「意味づけ介助」と「同期的マルチモーダルな情報保障」
綾屋紗月 - コミュニケーションは自分のやり方で!
尾上裕亮 - 障害への理解がコミュニケーション支援を進める
伊地山悠子 - コミュニケーション支援はどうあるべきか
山本深雪 - 生きていくために必要なコミュニケーション
岡部宏生 - 遠隔コミュニケーションの可能性
池崎悠
- コミュニケーション支援の最前線
- 差別解消法とコミュニケーション等支援
- 【1000字提言】
- 有事と隔離
萩尾信也 - 社会的障壁と「非典型的知性」
岡島実
- 有事と隔離
- 【文学やアートにおける日本の文化史】
- 村上鬼城
―代書屋の視点から
小林英樹
- 村上鬼城
- 【フォーラム2015】
- 障害者は住まいを選択できているか
糟谷佐紀
- 障害者は住まいを選択できているか
- 【3・11復興に向かって私たちは、今】
- 震災を乗り越えて得たもの
鈴木政弘
- 震災を乗り越えて得たもの
- 【知り隊おしえ隊】
- 【ワールドナウ】
- 【障害者権利条約「言葉」考】
- 「情報の利用」
福島智
- 「情報の利用」
- 【列島縦断ネットワーキング】
- 〈北海道〉第12回当事者研究全国交流集会・第23回べてるまつりin浦河レポート
伊藤知之 - 〈北海道〉障害・高齢の方たちが安心、優先して宿泊滞在できるホテルを目指して
~バリアフリーホテルあすなろの挑戦~
樋口英俊 - 〈長崎〉離島で念願のALS患者の24時間在宅介護を実現
~壱岐の島で事業所立ち上げの取り組み~
クラウゼ江利子
- 〈北海道〉第12回当事者研究全国交流集会・第23回べてるまつりin浦河レポート
- 【ほんの森】
- やどかりの里45周年記念出版編集委員会編
『障害者権利条約とやどかりの里』
評者:堀込真理子
- やどかりの里45周年記念出版編集委員会編
- 【工夫いろいろエンジョイライフ】
- 実用編●身振りで伝える、他●
提案者:長野留美子 イラスト:はんだみちこ
- 実用編●身振りで伝える、他●