「ノーマライゼーション 障害者の福祉」 2010年10月号
(第30巻 通巻351号)毎月1回1日発行 800円
(財)日本障害者リハビリテーション協会発行
【10月号の特集】
「働きたい」を実現させる多様な働き方
従来、障害のある人の就労は、企業等での一般就労か福祉施設での就労が中心であった。そのため「働きたい」という気持ちがあるにもかかわらず、どちらの働き方にも合わない人は、働くことをあきらめざるを得なかった。一方で、障害のある人も含めて社会の中で「生きづらさ」を感じている人の就労を実現させるために、これまでの二者択一的な働き方ではない、多様な働き方の実践が広がっている。
今回の特集では、多様な働き方にはどのようなものがあるのか、各地のさまざまな実践活動を紹介し、これからの就労の可能性と課題を探る。
- 【グラビア】
- 愛される少年
写真・文:橋本和典
- 愛される少年
- 【時代を読む】
- 点字120年の回想
阿佐博
- 点字120年の回想
- 【特集】 「働きたい」を実現させる多様な働き方
- 障害のある人の「働きたい」を実現させる多様な働き方
朝日雅也 - わっぱの会―社会的事業所をめざして
斎藤縣三- ○働く人の声
マロさん
- ○働く人の声
- ぬくもり福祉会たんぽぽにおけるソーシャルファームの取り組み
桑山和子- ○働く人の声
岡田尚平
- ○働く人の声
- 障害者の働く「パンハウス・ワークランド」の取り組み
中井潤一- ○働く人の声
安部正良・矢野由美・北隆一
- ○働く人の声
- 新しい働き方の実現
~日本スローワーク協会の就労支援の取り組み
長井潔- ○働く人の声
スロースペース事業部「まごのて」・光藤彰
- ○働く人の声
- (株)日本標準における障害者雇用の取り組み
池田博- ○働く人の声
松山麗奈・古澤隆祐
- ○働く人の声
- 「社会的排除との闘い」と「労働を通じた社会参加」をめざすイタリア社会的協同組合
田中夏子
- 障害のある人の「働きたい」を実現させる多様な働き方
- 【1000字提言】
- “必殺ごみ箱投げ”の教え
浅海奈津美 - 壁のないコミュニケーション
尾濱由里子
- “必殺ごみ箱投げ”の教え
- 【わがまちの障害福祉計画】
- 滋賀県守山市長 山田亘宏氏に聞く
住みよさで勝負!市民が主役のまちづくり、守山ルネッサンス―再生―
聞き手:加納恵子
- 滋賀県守山市長 山田亘宏氏に聞く
- 【リレー推進会議レポート】
- 第16回と第17回の報告
川崎洋子
- 第16回と第17回の報告
- 【フォーラム2010】
- 【ワールドナウ】
- 障害者の権利条約第3回締約国会議
長瀬修
- 障害者の権利条約第3回締約国会議
- 【知り隊おしえ隊】
- 【文学にみる障害者像】
- 乱歩『芋虫』から「キャタピラー」へ
―絶望が性的歓びに反転し、それが反戦に反転する時空を超えた物語
二通諭
- 乱歩『芋虫』から「キャタピラー」へ
- 【列島縦断ネットワーキング】
- 〈東京〉「SOSボード」の取り組み
(こんな人がいたら…こんなふうに接してください)
田中洋子 - 〈静岡〉障害者働く幸せ創出センターの開所
―福祉と産業をつなぐ架け橋へ―
金原義男
- 〈東京〉「SOSボード」の取り組み
- 【工夫いろいろエンジョイライフ】
- 実用編●携帯電話の便利グッズ、他●
提案者:東秀樹 イラスト:はんだみちこ
- 実用編●携帯電話の便利グッズ、他●