「ノーマライゼーション 障害者の福祉」 2008年9月号
(第28巻 通巻326号)毎月1回1日発行 800円
(財)日本障害者リハビリテーション協会発行
【9月号の特集】
当事者団体と権利擁護活動
障害を理由に差別を受け、生きにくさに対し権利を守ることは、障害当事者団体の活動の重要な一つだ。当事者団体が取り組む活動は、障害のない人々の意識の変革を呼び起こし、新たな制度策定等を可能にする。
今回の特集では、障害に関する権利擁護活動の意義をはじめ、JDFの加盟団体を中心に権利擁護に関わる長年の取り組みを紹介していただいた。また、アメリカの代表的な障害者権利擁護団体であるADAPTの活動も併せて紹介する。
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【グラビア】
- 2008北京パラリンピック―期待の選手3
Boccia 2008北京パラリンピック「ボッチャ」日本代表レポート
写真・文:米山真人
- 2008北京パラリンピック―期待の選手3
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【うたの森】
- 白きノート
山崎礼子 〈解説〉花田春兆
- 白きノート
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【特集】 当事者団体と権利擁護活動
- 障害に関するアドボカシー(権利擁護活動)の意義を考える
秋山愛子 - 日本身体障害者団体連合会における権利擁護活動の取り組み
森祐司 - 全日本ろうあ連盟の権利擁護の取り組み
小中栄一 - 日本障害者センターにおける権利擁護活動の取り組み
白沢仁 - DPI日本会議における権利擁護活動の取り組み
金政玉 - 育成会における権利活動への取り組み
松井美弥子 - 地域で普通に暮らすための運動の歴史
妻屋明 - 全国「精神病」者集団の人権主張活動
山本眞理 - わが国の盲ろう者福祉活動の取り組み
庵悟 - 中途失聴・難聴者の権利擁護と要約筆記者の養成
新谷友良 - アメリカの権利擁護運動
―ADAPT(アダプト)の活動
泉木乃花・権田千明
- 障害に関するアドボカシー(権利擁護活動)の意義を考える
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【1000字提言】
- 「伝えること」の大事さと難しさを思う
小山万里子 - 知的障がい者の自立生活に対する支援
~知的当事者の自立生活支援は幼い頃から~
岩橋誠治
- 「伝えること」の大事さと難しさを思う
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【わがまちの障害福祉計画】
- 東京都小平市長 小林正則氏に聞く
生まれ育った地域で暮らす
―官民の役割を生かしたパートナーシップで施策推進
聞き手:杉本豊和
- 東京都小平市長 小林正則氏に聞く
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重点連載【障害者自立支援法と自治体施策】
- 長野市における自立支援協議会の取り組み
鈴木雅人
- 長野市における自立支援協議会の取り組み
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【フォーラム2008】
- 道路交通法の改定と課題
―聴覚障害者を中心に―
臼井久実子・瀬山紀子
- 道路交通法の改定と課題
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【文学に見る障害者像】
- 徳田秋声著『盲人』
―感受性豊かな盲目少年の成長過程を綴る物語―
関義男
- 徳田秋声著『盲人』
- 【ワールドナウ】
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【列島縦断ネットワーキング】
- 〈岐阜〉未来は僕らの手の中に
―重度障害者の在宅就業支援の取り組み
上村数洋 - 〈高知〉「誰もが安心して暮らせるまちづくり」を目指して
―NPO法人日高わのわ会の取り組み―
山下かのう
- 〈岐阜〉未来は僕らの手の中に
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【知り隊おしえ隊】
- まちを探検しよう!
~ぶらぶら博物館めぐり in 大阪~
鈴木千春
- まちを探検しよう!
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【工夫いろいろエンジョイライフ】
- 実用編●ロープを使ってベッド移乗、他●
提案:陶山雄一 イラスト:はんだみちこ
- 実用編●ロープを使ってベッド移乗、他●
- 【インフォメーション】
- 【編集後記】