「ノーマライゼーション 障害者の福祉」 2017年11月号
(第37巻 通巻436号)毎月1回1日発行 800円
(財)日本障害者リハビリテーション協会発行
【11月号の特集】
発達障害児支援の新たな視座~改めて療育と教育の連携を考える~
2013年5月にDSM-5の日本語版が出され、自閉症スペクトラムへの関心が一気に高まり、本人や家族が生きやすい支援のあり方が重要になってきている。
文部科学省が2012年に行なった調査では、通常学級に在籍する発達障害児が6.5%とされており、「教育の場」にとらわれず一人ひとりのニーズに応じた「インクルーシブ教育」の実施が求められている。こうした中で、療育と教育の新たな連携が模索されている。
特集では、発達障害の概念や特徴について整理し、就学前の療育の場の現状や就学後の学校との連携がどのように展開されているのか、その取り組みを紹介する。療育と教育に関わる専門職の視点とともに、発達障害当事者や保護者の声にも注目して、発達障害児への新たな支援のあり方を考える。
- 【グラビア】
- 車いすダンサー 神原健太
写真・文:岩尾克治
- 車いすダンサー 神原健太
- 【時代を読む】
- 公営住宅法の改正(平成8年)
野村歡
- 公営住宅法の改正(平成8年)
- 【特集】 発達障害児支援の新たな視座~改めて療育と教育の連携を考える~
- 発達障害児支援の動向
橋本圭司 - 「かけがえのない一人」のための「つながり」作り
~相談支援専門員は子どもの人生の伴走者~
青木綾子 - 療育センターによる学校への支援
~横浜市の学校支援事業~
尾崎浩子 - 成長したA君から小学校での支援を振り返る
三浦満子 - 高校における発達障害生徒支援について
谷口藤雄 - 注意欠如多動症の私の思うこと
平井佑典 - 風力車と私
~私を失くす当事者の存在と療育・教育のつながり方~
須藤雫 - 発達障害当事者主体双方向課題発見型研修からつながる「教育」「療育」
山田裕一 - 「この街で良かった!」とみんなが思えるように
岸田あすか - 地域をたがやし家族への支援を
上原ひさ乃
- 発達障害児支援の動向
- 【生き方・わたし流】
- 新連載 「障害者」としての歩み
油田優衣
- 新連載 「障害者」としての歩み
- 【知り隊おしえ隊】
- 京都観光有名どころ東山エリア
小泉浩子
- 京都観光有名どころ東山エリア
- 【検証・障害者差別解消法】
- 環境整備から交流へ
~明石市が進める誰もが安心して暮らせる共生のまちづくり~
明石市福祉総務課障害者施策担当
- 環境整備から交流へ
- 【霞が関BOX】
- 補装具費支給制度の動向
秋山仁
- 補装具費支給制度の動向
- 【ワールドナウ】
- さくら・車いすプロジェクトを通して垣間見たパキスタン
山之内俊夫 - 今夏のドイツ旅行から見えたこと
~機内でのインスリン使用と視覚障害者の鉄道移動についての日独バリアフリー度合い比較~
戸塚辰永
- さくら・車いすプロジェクトを通して垣間見たパキスタン
- 【フォーラム2017】
- 【列島縦断ネットワーキング】
- 〈東京〉絵画の「触楽」を求めて
塚崎美歩 - 〈東京〉スポーツを通して交流と働く場づくりを目指す
~パラSCエスペランサの活動
神一世子
- 〈東京〉絵画の「触楽」を求めて