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「ノーマライゼーション障害者の福祉」
1999年8月号(第19巻 通巻217号)
  (財)日本障害者リハビリテーション協会発行

<グラビア>
 見えなくても、見えるものは同じ
  ―中途失明の竹下八千代さん―
写真・文 中村年延
<うたの森>
 暑中見舞いより……。
石橋素子
解説 花田春兆
<特集>
 映画・表現と文化
 映画や演劇、バンド、お笑い、プロレスなどで活躍中の人たち。障害があるからこそできる ことがあると活躍中の彼らがいる。映像や表現をとおして、伝えるもの、伝わるもの、そこからは 新しい文化や創造が生まれ出るのを実感できるだろう。
 今回の特集では、広く「アジアの障害者と文化」について、アジアの研修生にもインタビューした。
  [インタビュー]大澤豊監督に聞く (聞き手)藤井克徳
  芸術作品としての演劇や映画づくりを 米内山明宏
  表現者としてのオレたち
   裸で挑む社会へのアンチテーゼ
    ―障害者プロレス“ドッグレッグス”―
入倉多恵子
   音楽ですべての壁を越えるロックバンド「シャンテ」 熊野伸一
   自ら語る“身障芸人” ホーキング青山の正体 ホーキング青山
  ただ一人の文化 リンコ・ニキ
  心に残る映画
   真夜中のカーボーイ 村上博
   帰郷 我妻武
   レナードの朝 村田信男
   スニーカーズ 井上英子
   八日目 渡辺勧持
   ビヨンド・サイレンス/リディキュール 庭田恭子
  [インタビュー]アジアの障害者と文化 アンジェリータ・エバンジェリスタ、イ・ヴェスナ、(聞き手)中西由起子
<1000字提言>
 音楽で癒しを  吉田雅子
 障害者同士は理解しあえる? 戸田幸彦
<講座・高次脳機能障害>
 動き出した当事者活動「脳外傷友の会・ナナ」
東川悦子
<文学にみる障害者像>
 魯迅と『阿Q正伝』
花田裕子
<障害のある子どもたちは、いま>
 自主訓練会 ―地域での仲間づくり―
中畝常雄
<北米における権利擁護とサービスの質に関するシステム>
 カリフォルニア州における知的障害者に対する権利擁護システム(その2)
北野誠一
<ハイテクばんざい!>
 オストメイトにより快適な装具を 五島本也
 体験・オストミー補装具の今昔 
   ―メーカーへの提案―
高橋のり子
<フィンランドからの便り>
 フィンランドにおける手話通訳サービスの現状
柴田浩志
<フォーラム’99>
 パトリシア・ソーントン他著
 『18か国における障害者雇用施策:レビュー』(全訳)をDINFで紹介
松井亮輔
<街なか探検隊>
 千葉 私の住む街・浦安の今
安達洋子
<列島縦断ネットワーキング>
 埼玉 バリアフリータウンマップの調査をして
上野美佐穂
<すてきなサポーターになろう!>
 知的障害(2) ―買い物―
さくら会
<働く>
 「おりづる共同作業所」を訪ねて
春口真一郎
<会議>
 第13回世界理学療法連盟学会報告記
田口順子
<ほんの森>
 岡知史著
 セルフヘルプグループ
  ―わかちあい・ひとりだち・ときはなち―
(評者)松田博幸
編集後記