月刊「ノーマライゼーション障害者の福祉」
2000年4月号(第20巻 通巻225号)
(財)日本障害者リハビリテーション協会発行
| <グラビア> パソコンで可能性を広げたい -島崎賢一さん- |
山口健二 |
| <うたの森> はなまつり |
喜多野雅博 解説 花田春兆 |
| <特集> 動き出した成年後見制度 |
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| 4月から民法の一部改正により、新しい成年後見制度が施行される。 従来の制度に比べて障害が軽度な人にも対象が広がり、内容も柔軟に、 そして自己決定を尊重するものに変わった。 昨年の10月より判断能力が十分でない人たちの福祉サービス利用援助 などを行う地域福祉権利擁護事業も始まっている。 これは、一連の社会福祉基礎構造改革の動きの一つといえる。 今回の特集では、動き出したばかりの新しい成年後見制度について、 関係者はどう評価しているだろうか、そしてどう活用できるかも併せて ご意見をうかがった。 |
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| 成年後見制度の概要 | 原司 |
| 成年後見制度への評価等 -精神障害の立場から- |
里見和夫 |
| 成年後見制度の評価と活用 -知的障害者の視点から- |
長谷川泰造 |
| 成年後見制度への評価 -相談員の立場から- |
中井和代 |
| 後見制度、地域ネットワークからの提案 | |
| ●自己決定の尊重を図る新たな権利擁護の動き -権利擁護センターすてっぷから- |
青山登志夫 |
| ●大阪後見支援センターの活動を通じて | 野村龍太郎 |
| ●大分あんしんねっと | 青田和憲 |
| 日本社会福祉士会における後見人養成研修のねらいと現状 | 池田恵利子 |
| 新しい生活支援制度のしくみを知ろう -当事者を中心に勉強会の開催- |
小関あつ子 |
| 【インタビュー】成年後見制度を知っていますか | |
| <ほんの森> 松兼功著『ショウガイ ノ チカラ』 |
〈評者〉花田春兆 |
| <1000字提言> 養護学校情報教育推進プロジェクトに取り組んでいます |
竹中ナミ |
| 日常生活用具給付にも規制緩和を | 岩下恭士 |
| <ハイテクばんざい!> 知的障害者に夢と希望をもたらす 「キャッシュ・デスク・プログラム」の可能性について |
佐藤忠弘 |
| 体験 「夢のたまてばこ」の実践から | 吉澤雅之 |
| <北米における権利擁護とサービスの質に関するシステム> カナダ・ブリティッシュコロンビア州における成年後見制度と障害者の権利擁護 |
北野誠一 |
| <文学にみる障害者像> トーマス・ベルンハルト著『ボリスの祝宴』 -小さな宇宙の罠- |
高橋くみこ |
| <障害の経済学> 障害者の雇用状況 |
京極高宣 |
| <街なか探検隊> 大阪 おもろい街 -大阪の穴場はここだ- |
障害者福祉作業センター「赤おに」アクセスクラブ |
| <障害のある子どもたちは、いま> 障害児と玩具 -やまなしおもちゃライブラリーの活動- |
中込直 |
| <ブックガイド> ケアマネジメントを理解するための私のおすすめ本 |
小澤温 |
| <列島縦断ネットワーキング> 「全国地域生活支援ネットワーク」の展開 |
根来正博 |
| <ケアについての一考察> 聴覚障害者には疑問の介護保険 |
中園秀喜 |
| <働く> 知的障害者通所授産施設「くわのみ」を訪ねて |
木我直人 |
| <ワールドナウ> 「アジア太平洋障害者の十年」行動課題の目標改定 |
高嶺豊 |
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| 編集後記 |
