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「ノーマライゼーション障害者の福祉」
2000年2月号(第20巻 通巻223号)
  (財)日本障害者リハビリテーション協会発行

<グラビア>
 可能性の芸術に挑む
  -墨痕鮮やかな作品で外国展-
写真・文 中村年延
<うたの森>
 ふきのとう
はらみちを
解説 花田春兆
<特集>
 自立生活運動の発展
 日本の自立生活運動の歴史は、80年代が大きなポイントである。 1981年の国際障害者年を契機として国内外の情報が一気に広まっていった。
 障害があっても地域で暮らしていくためには、それを支える資源やシステムが必要だ。 自立生活センターは、障害当事者による当事者のためのサポートを展開してきた。
 いまでこそ「自立生活」という言葉は当たり前に使われているが、 そこに至るまでの経緯は各地での地道な運動によるところが大きい。
 今回の特集では、日本の自立生活運動の流れをまとめ、 これからどう進んでいこうとしているのか、世界的な流れもあわせて紹介する。
  自立生活運動の歴史とその哲学 樋口恵子
  〈各地の自立生活センターの活動〉
   JIL(全国自立生活センター協議会)の活動 奥平真砂子
   福島・オフィスIL 宮下三起子
   東京・自立生活企画 益留俊樹
   静岡・静岡障害者自立生活センター 渡辺正直
   大阪・自立生活センター・ナビ 尾上浩二
   熊本・ヒューマンネットワーク・熊本 山下紘史
  〈自立支援活動〉
   新時代の事業に向けて 近藤秀夫
   DPI障害者権利擁護センターの役割と課題 金政玉
   自立支援の当事者組織
    -ホームヘルパー委託事業-
野上温子
   全国障害者介護保障協議会の活動 川元恭子
  二千年紀の自立生活運動の視座 中西正司
<1000字提言>
 地域の中で「生ききる」
日浦美智江
 中途失聴・難聴者の就労について 高岡正
<ハイテクばんざい!>
 聴覚障害者の文字通信システムの最新状況
塩野谷富彦
 体験 直接型メールが私たち聴覚障害者のライフライン 大蔵智行
<街なか探検隊>
 神奈川 バリアフリー化が進む横浜中華街
杉山徹
<障害の経済学>
 労働能力とは何か?
京極高宣
<文学にみる障害者像>
 ビクトル・ユーゴー著『巴里ノートル・ダム寺院』
中島虎彦
<気になるメディア>
 『アイ・ラヴ・ユー』
小海秀純
<障害のある子どもたちは、いま>
 障害児と家族(3)
  -地域ボランティアとの協働-
比嘉貞子
<旅じたくスペシャル>
 沖縄の海を見に行く
  -ハプニング続出の旅行記-
山口健二
<ケアについての一考察>
 支え、支えられる立場から
  -精神障害者のホームヘルプについて-
加藤真規子
<インタビュー>
 ヨーク大学社会政策研究所(SPRU)主任研究員パトリシア・ソーントンさんに聞く
聞き手 松井亮輔
<働く>
 「ケール」を通過地点として
今井きよみ
<すてきなサポーターになろう!>
 盲ろう(2)-盲ベースの盲ろう者-
渡井秀匡
<ほんの森>
 梅永雄二著
 『親、教師、施設職員のための自閉症者の就労支援』
〈評者〉知原阿稚子
インフォメーション
編集後記